イギリス産コッツウォールストーンとハーブ類の法面前庭
粕屋郡 F様邸

法面部分は整地もされていない状態でしたので、まずは整地を行い不陸をなくしました。
お庭と法面の境界が曖昧だったため、お庭が狭くなっていたのですがキッチリ土留めをしたことで境界ができお庭の部分も広くなりました。土留めにはコンクリート製ブリックを使用、木柵を設置しました。ブリックはイギリス産シャイアストーンを使用し、ロックガーデンに使用する石と雰囲気を合わせています。


・植物がお好き、将来的には家庭菜園にもチャレンジしたい!
・ハーブ類やナチュラルな雰囲気の植栽がお好み
・アンティークな雰囲気・柔らかいナチュラルな風合いのものがお好み

【ご要望】
・法面部分の土留めが欲しい(枕木)
また法面から上がれるように階段を設置して欲しい
・法面の雑草を何とかしたい
・造り過ぎない感じにしたい
【お悩み】
・風が強い環境
・土質が粘土質で、非常に水はけが悪い
・法面部分は北側で、陽があまり当らない
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法面芝生が北側で冬場は半分くらいしか日が当たらないということ、風が非常に強い場所だという事でなるべく日陰や乾燥に強い植物、また植物好きなF様ですのでイングリッシュガーデンをイメージした植栽選びを致しました。 ロックガーデンに使用した石材はイギリス産コッツウォールズ地方の天然石で、F様邸の雰囲気にしっくりと馴染んでいます。土質が粘土質で水はけが悪かった為、通常よりも水鉢を深めにとり土壌改良を行いました。また照明を2ヶ所設置したことで、夜間は柔らかい明かりが植栽を照らします。 |

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奥様のお好みやイメージをちゃんと持っていらっしゃって、お打合せの際にしっかりと伝えていただいたので、私自身イメージしながらプランすることが出来ました。 あんなに土壌が悪かったにも係わらず、お伺いする度に植物が成長していたり、新顔の植物達を拝見すると、奥様が毎日のようにお手入れをされていらっしゃる様子が目に浮かびます。植物に対する愛情には頭が下がります。今後ともよろしくお願い致します! |